身体を動かしながら自然を満喫したい人の中には、ハイキングに興味がある人もいるのではないでしょうか。体力に自信がなくても、低山であればハイキング初心者でも安心だといえるでしょう。初めてのハイキングであれば適切な季節で行なうのがおすすめです。また低山だからと油断することで体調を崩すこともあるので要注意です。今回は、ハイキング初心者に適切な季節と注意点について解説します。ハイキング初心者はぜひ参考にしてください。
1.ハイキング初心者に適切な季節
初めてハイキングに行くのであれば、穏やかな気候の春・秋を選ぶようにしましょう。春や秋は過ごしやすい気候であり、暑さや寒さを気にすることなくハイキングを楽しめます。散策中に汗をさほどかかない陽気であり、木々や花々に癒されるでしょう。ハイキングする地域や気候によって異なりますが、春には新芽の息吹を感じることができ、梅雨前には新緑の若葉が見られます。秋になると気候が安定しやすく、10月頃には紅葉が見ごろとなります。11月には冷え込んでしまうので防寒対策が必須です。
2.ハイキングの注意点
ここでは、ハイキング初心者における3つの注意点について説明します。
- 綿密な計画を立てる
- 必要な装備を揃える
- 行先を家族・知人に伝える
それぞれ説明します。
・綿密な計画を立てる
ハイキング初心者は事前に綿密な計画を立てておくようにしましょう。日頃の体調管理や体力づくりも重要であり、体力に合わせた目的地とルートを事前に決めておくことで無理のない計画をする必要があります。綿密な計画を立てておくことで不測の事態にも対応しやすくなるだけでなく、実際にハイキングをした際のイメージがわきやすくなります。計画を立てる際にはトラブル発生時や天候急変時などの対応策も考えておくことが重要です。
・必要な装備を揃える
目的地に合わせた服装などの必要な装備を揃えておくことが重要です。低山で簡単なルートだからといって軽装でハイキングをしようと考えるかもしれませんが、山の天候は急変しやすいので注意しなければなりません。簡単なルートであっても一定時間を野外で過ごすことには変わりません。レインウェアや雨具など、事前に必要な準備を確認して装備を揃えておくようにしましょう。
・行先を家族・知人に伝える
目的地やルートを問わず、行先を必ず家族・知人に伝えておくようにしましょう。トラブルが発生してケガや病気に見舞われるだけでなく、道に迷うことで自力で帰れなくなる可能性があります。出発前に家族・知人に伝えておくことで、帰宅しないことに気付いてもらいやすくなり早期発見につながります。登山ルートによっては「入山届」の提出が求められることがあるため、必ず提出するようにしましょう。
3.まとめ
初めてハイキングに行くのであれば、穏やかな気候の春・秋がおすすめです。春や秋は過ごしやすい気候であり、暑さや寒さを気にすることなくハイキングを楽しめます。ハイキング初心者の注意点は「綿密な計画」「必要な装備を揃える」「行先を事前に伝える」の3つであり、ルートやコースを問わず徹底することが重要です。山の天候は急変しやすいのでトラブルが発生しても対応できるようにしておきましょう。